丹波チーズ工房のブログ

江戸時代から続く農家の成長日記とチーズのある暮らし

自分で学ぶ。

昨日、とても恥ずかしい出来事があった。

畑仕事がひと段落して、
野矢さんがチーズをつくっているところを見に行った。

んで、いろいろ質問してみたら、
「もう少し、チーズのことを自分で勉強しなさい」
みたいな感じのことを言われてしまった。

ガーン。
確かにその通りや。


私は、『教えてもらおう』と思っていただけで、
『学ぼう』としていなかった、と気づいた。

おうじのばか、あほ、カス野郎。

今21歳。
王子とは言うものの、大人になったのである。

物事を知るため、どんな勉強をすればいいかの方法論は、
小中高で、とことん学んだはずであった。

その方法を生かしながら、
大人は、自分で勉強するものなのだ。

そして、どうしてもわからないことや、
その人の考え方を、そっと静かに聞く。

本当の謙虚な姿勢というものは、これやないかな。


野矢さん、ありがとうございます。


農場の倉庫にセキレイ(小鳥)の子供がいて、
バタバタと、もう飛ぶ練習をしてる。
彼ら小鳥たちも、いくら教えてもらったところで、
自分で羽を広げないと、飛べないんだよな~。