丹波チーズ工房のブログ

江戸時代から続く農家の成長日記とチーズのある暮らし

商標登録したロゴマークに込めた思い

先日、丹波チーズ工房のロゴマークが、

正式に商標登録されました!!(^^)/

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商標登録とは、「商品の名前」を勝手に使われることのないよう、特許庁に権利を登録することです。

今後、私以外の人が勝手に使うと、その権利を持つ私が損害賠償を請求したりできます。気をつけてくださいね(笑)

 

今回はこのロゴマークについて書いてみようと思います。

 

 

ロゴを作るきっかけ

ロゴを作るきっかけは、私のチーズの師匠、さらべつチーズ工房さんです。

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写真をご覧ください。師匠のチーズです。

なんかよく分からんけど印象的な絵がありますよね(笑)

この絵は私も師匠の家に行って始めて分かったんですけど、家の軒先をモチーフにしているんです。

 

しかもただの絵ではなく、なんとなく力強さを感じる絵です。これがチーズの力強い味わいと非常にマッチしているんです。

 

これいいな( *´艸`)と思いまして。

 

私も師匠の一弟子として、チーズと共に、このロゴの印象的な感じを受け継ぎたいと考えたのです

 

渡辺トモコさんの版画絵

そして、地元丹波市で活躍していらっしゃる版画家の渡辺トモコさんに依頼しました。

最近ではアマビエの版画絵も描いていらっしゃいます。

https://watanabetomoko.com/ ←渡辺トモコさんのホームページ

 

家の周りや牛舎をうろうろしてもらって、コレいいなっ( ゚Д゚)と思ったものを、

トモコさんにお任せして書いていただきました。

 

それがチーズを熟成している、この蔵だったんです

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最初のラフ画では蔵全体を描いていらっしゃったので、

「もっと蔵の頭だけにフォーカスしてみてください」

とひとつだけ注文して、完成しました。

 

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トモコさんの力強くも優しさのある版画と色付けにより、

婦木農場の伝統や格式みたいなものが加わった気がします。

 

本当にありがとうございました!

 

お母さんの筆文字

実はこのロゴの右隣の「丹波チーズ工房」の筆文字は、私のお母さんの字なんです。

 

この数年、近所の習字教室に通っているお母さんに、

「丹波チーズ工房」を100回くらい書いてもらって、その中からいいやつを選ばせてもらいました。

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「丹」という文字がペンギン🐧ちゃんみたいにも見えますよね~(笑)

 

この絵と文字をセットで登録させていただきました。

こちらで確認できますよ✋

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/t0201

 

ロゴに負けないチーズをつくる!

さて、こうしてできたロゴマークですが、

肝心のチーズはまだまだ道半ばでもあります。

 

毎日のように心配事や悩みが頭をもたげるのですが、

このロゴを見ると、丹波の農家としての伝統や、師匠から受け継いだおいしいチーズ作りを思い直し、「今日も頑張らんと!ロゴに負けないぞ!」と思えるのです。

 

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 正直、このコロナショックにより、イベントや商談がキャンセルされ、チーズの販売は予定通り進まず、少なくない在庫を抱えているのが現状です。

これから夏にかけて、試食販売などもなかなか難しい状況かもしれません。

 

しかし、ジャージー牛たちから、せっかく分けてもらったミルクを、最後まで責任もって食べてやりたいと考えています。

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おいしいチーズを大切な人と食べることで、心が躍り、

日ごろの疲れをリフレッシュして、また明日からも前を向いて頑張れるはずです!

もし応援いただけるのであれば、通販サイトより、ご注文よろしくお願いします✋

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【丹波チーズ工房】蔵熟成ゴーダチーズの作り方