丹波チーズ工房のブログ

江戸時代から続く農家の成長日記とチーズのある暮らし

人生が変わったチーズ

こんにちは!

最近、キムタクのドラマ「グランメゾン東京」を観ていて、あーほんとにそうだなーと思ったことがあったので、勢いで書いてみます。

 

ちなみに今シーズンは

「同期のサクラ」も観てますヨ!

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ドラマはキムタク演じるシェフ(尾花)が、仲間と共に、東京でフレンチレストランを開き、ミシュラン三つ星を目指すという話です。

第二話は、開業の融資のために銀行員さんにとびきりの料理を作って感動させる、というあらすじだったのですが、その中で尾花のパートナーを務めるシェフが行員さんに

「尾花さんは、人生を変える料理を作る人なんです!(うろ覚えなので意訳)」と言うセリフがありました。

 

ここでふと、自分は人生が変わるほど感動するようなもの食べたことあるかなー?と考えたところ、ひとつだけありました。

 

そう、師匠のナチュラルチーズです。

 

今から6年ほど前、21歳の私は、

「我が家のジャージー牛のミルクを生かして

美味しいチーズを作れたらいいなー」

と考え、北海道のチーズ工房さんをいくつか訪ねていました。

そのひとつ、最後にお伺いしたのがさらべつチーズ工房さんでした。

玄関で挨拶し、早速チーズをいくつか試食させていただきました。

 

なにこの旨味!

なんなのこの香りの深み!

口の中でクリーミーにとろけるし!

食べた後も幸せが続いてる〜〜〜!

すげぇ!!チーズめちゃ美味しい!!

 

などと、大感動してしまったのです。

 

その後すぐに研修させて欲しい旨をお話しし、そのおかげで、今につながってくるのです。

正直、師匠のチーズでなければ、チーズ工房をやるまでに至ってなかったかもしれません。

 

つまり私は、

師匠のチーズに人生を変えられたのです。

 

だからこそ、私が作るチーズには、

誰かに大感動してもらえるような味、

もっと大げさ言えば、

誰かの人生を変えるような味を追求していきたいなと思います。

私がそうであったように、

この感動を、私も伝えられたらいいなと。

 

実はこの夏、仕事の合間を縫って、十勝にある師匠の工房見学に行かせていただきました。

久しぶりに食べた師匠のチーズは、かつての感動を超えるほど、更に美味しくなっていて、ほんとに驚きました。師匠も未だに進化し続けていたんです。

私のチーズ作りの改善点も発見できたので、丹波チーズ工房は、これからますます美味しくなると思います。

いや、必ず美味しくします!

 

ということで、これからも皆さん一人ひとりの末長い応援を宜しくお願いします🙌

 

今週末の11/2(土)10時頃〜16時まで

道の駅おばあちゃんの里にチーズ販売行く予定です。試食も用意しますので、是非味見に来てくださいね!

翌日11/3(日)はまるカフェもありますヨ〜