丹波チーズ工房のブログ

江戸時代から続く農家の成長日記とチーズのある暮らし

奇跡のリンゴ。

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6月上旬から公開中の映画、
『奇跡のリンゴ』を観てきました。

これから観に行く人は、ネタバレかもしれないので
読まないほうがいいかもです。



では私の感想。

すごく感動しました。泣きました~。

原作ではあまり触れられなかった家族愛を
大きなテーマにしていて、
後半は涙涙の連続でした。


お姉ちゃんの作文。

カマドケシ(家の財産を食う悪いやつみたいな意味)
と呼んでいた農村の人たちが
木村さんの頑張りを見て変わっていった…。

そしてやっぱりお父さん。
すごーく胸が痛く、そして温かくなりました。


また、映画の中のセリフによって、
原作を読んだ時の、
あの頭を殴られたかのような感動を
また思い出すことができました。

「生かされている」
そうやった。私は生かされとる。
これを忘れたら農業はやっていけへん。

この何百年、何千年と、
ご先祖様たちは土を耕してきました。
そんな生きるための行為のなかから、
自分がお天道様に生かされていることを
肌に感じていたのでしょう。

東京にいると、忘れてしまいますが、
農村に帰ると感じるなんか温かい雰囲気というのは、
こういう考え方を根底に持つ人たちが、
たくさんいるからかな~と思いました。


これから一旦、家に帰ります。

おじいちゃん、おばあちゃんに
「帰りました~」ってちゃんと言おうかな。