丹波チーズ工房のブログ

江戸時代から続く農家の成長日記とチーズのある暮らし

オール5。

どーも。毎日畑仕事に精を出している王子です。

眠い目をこすりながら、
つらつらと書いております。

最近は特に、家と野矢農場を見比べて考えています。

野矢農場は、これから秋にかけて、
たくさんの大根をつくり、関西の市場へ出荷する、
という農業を営む農家さんです。

「百姓物語」というブランドを持ち、
おそらく日本でもトップクラスの大根農家さんで、
市場では高値がつく、いい大根をつくっています。
大根はとても肌がきれいで、大きさもそろい、
収穫後の日持ちがいいそうです。

最近、大根おろしを腹いっぱい食べれるので幸せです。


それに対して婦木農場は、
米、野菜(大根はもちろん、年中色々)、
ニワトリ、酪農、暮らしの加工品などいろいろある農業です。
売り方は、お客さんに直接届けるのが主です。

野矢さんのように、イチオシのブランドはありませんが、
昔ながらの農村の農業、暮らしを今でも続けていて、
食はとても豊かやな~と思います。

ただ、こんだけいろいろやっている、というのを、
世間一般の農業から見たときのアホレベルは、
おそらく日本でもトップクラスではないかと思います(笑)。


それぞれにいいところがあって、
それはやっぱり経営者の考え方や、土地によって
変わってくるものなんやとおもいます。

このことをイメージしやすいように、
頭で思い浮かべるのが、通信簿。
算数だけ5をとるのか、
全部3~4をとるのか。
全部5を取りたいところやけど、
人生は短く、一人でやるには限界がある。

では、これから私はどうしていこう。
すでにあるものをどう変えるか、また、
どこを維持していくか、どんな新しいことをやるか。

ま、どうせ、自分の好きなことしかできへんけど。


お父様が、「農村体感施設〇まる」をつくったことで、
また考え事が増えている、今日この頃です。


ジャージー牛の、まるちゃんとしばちゃん、
暑い中、元気にしとるかな~。