丹波チーズ工房のブログ

江戸時代から続く農家の成長日記とチーズのある暮らし

社会見学~。

今日は一日、社会見学で、
群馬県館林市の「日清製粉」さん、
埼玉県加須市の「トキタ種苗」さん
に行ってきました~。

本州では、昔から小麦の産地である館林市。
そろそろ小麦の収穫の時期ですね。

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今日から関東は梅雨入りで、あいにくの雨模様でしたが、
まずは日清製粉ミュージアムへGO!
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日清製粉は元々、ここ館林市が発祥なんです。
去年の11月にオープンした製粉ミュージアムでは、
会社の歴史や、小麦粉ができるまでの工程を
知ることができました。
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この機械は、「ロール」という機械で、
小麦の粒を割る(挽く)ためのモノです。

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次が「シフター」という”ふるい”ですね。
細かくて真っ白なものは、製品となります。

他にもいろいろあるそうですが割愛して、
私が「へー」と思ったことを。

1.国産小麦はうどんにはいいが、パン用には向かない。
 →品質が安定していないそうです。
  梅雨のせいでしょうか?
  このため日清さんでは9割が海外産だそうです。
 
2.小麦粉に水を入れるとなぜ固まるのか?
 →小麦中のたんぱく質が手をつないで、
  でんぷんなどと一緒になって、固まるから。
  よく練ると、結合もしっかりするので、
  うどんで言えば、「コシ」がでる。

3.奈良時代から、うどん文化がある。
 →やから、地域によって麺文化に差が合ったりする。
  逆にパンは、まだ歴史が浅いので、地域性はない。

小麦って、色んな加工ができるし、
すごい面白いものだなー、
奥が深いんやなーと感じました。
また将来の楽しみが増えました。ウヒヒヒ。

トキタ種苗さんは明日に持ち越し~。