丹波チーズ工房のブログ

江戸時代から続く農家の成長日記とチーズのある暮らし

石垣島の海。

大事なことだと思ったので、
忘れないうちに、書いておくことにします。

石垣島だけでなく、沖縄全体の話ですが、
「サンゴが減ってる」問題について。

現地の数人から、情報を頂きました。
それによると、サンゴの減少には、
「さとうきびの栽培」が深くかかわっているそうです。

f:id:fukikeisuke:20130501223734j:plain
というのも、サトウキビにはいくつかの栽培法があります。
詳しくは→こちら

このうち特に「夏植え」の場合、
冬の収穫から9月の植え付けまで、畑を休ませることになります。

ご存知のように、沖縄は赤土で、
本土の土と違って、粒子がとても細かいのです。

f:id:fukikeisuke:20130501223914j:plain
5月から6月の梅雨時期を中心に、
沖縄ではものすごい雨が降るので、
畑を裸にすると、
赤土が水に溶け、海へ流れ出してしまうのです。

そのため、海ではプランクトンが大発生。
オニヒトデというサンゴを傷つけるやつも大発生。
結局、サンゴが死んでしまいます。

原因はそれだけではないそうですが、
こんなことも、あるそうです。

特に石垣島では、大きい山があり、傾斜がきついため、
この問題が深刻になっていると聞きました。

さとうきびを一生懸命作っとる人もおるし。
・・・難しい問題です。

個人的には、栽培のやり方を見直していくことが
必要になるのではないかと思いました。